シンクの匂いが臭くて気になる時の対処
キッチンシンクの匂いが気になることはありませんか
シンクの臭気は、どうも気になるなと思いながらも時間が経つと慣れることもあり、生活の忙しさの中でつい先送りにしてしまいがちですね。
自分だけならそのままですが、ご主人やお子様など別の家族にシンクが臭い(クサイ)!匂う(ニオウ)!と言われてしまうと重い腰も上げざるを得ませんね。
そんな時は、できるだけポイントをとらえ短い時間で楽して解決したいものです。
シンクが匂う2つのポイント
シンクが匂う場合、臭気が発生し易いポイントに以下の2つがあります。
- シンク下の排水口からの臭い
- シンクの排水口の臭い
それぞれ、臭気の発生状況を確認して、不具合がある場合は修理しましょう。
シンク下排水口の確認と匂う場合の対処
シンク下から排水管へ伸びている蛇腹ホースは、排水管に差し込まれているだけで固定されていないつくりになっています。
このため、簡単に外れたりズレたりしますので確認しましょう。
排水管に取り付けられている防臭キャップと蛇腹ホースの間にすきができていたり、外れたりしているとその部分から臭気が立ち上ります。
臭い原因がこの部分からでしたら、すき間がないように防臭キャップを正しく付け直してください。
また、防臭キャップが劣化していたり、サイズが合っていない部品が使われているようでしたら交換します。
防臭キャップ種類
蛇腹ホースの外径と排水ホースの内径に合った製品を使用します。
製品例
排水フレキシブルジョイントゴム SF-JOINT(富士ゴム化成株式会社)
FSK-65VP FSK-65VU FL-3025 FL-4025/32 FL-4032VP
FL-4032VU FL-4032SGP FL-4025
FL-5025/32 FL-5032 FL-5038
防臭キャップ KVK PZY71
防臭キャップ SANEI PH62-84
シンクの排水口が臭い場合の対処
シンク排水口は、排水管と接続されているためそのままでは排水管の臭気が昇ってきます。
その為、椀トラップという仕組みで、排水管からの臭いがそのまま上がってくるのを防いでいます。
この椀トラップが正しく機能するには、トラップ内の椀が正しく取り付けられていて封水が溜まっている必要があります。
椀を取り付けていなかったり、取り付け位置がずれている場合や封水が蒸発している状態では、排水管からの臭いが直接上がってきてしまいます。
椀トラップ種類
椀トラップを使った製品の他に、排水バスケットの下部が椀の機能を兼用している製品があります。
製品例
椀のみ防臭ワン(三栄水栓)
流し台トラップ カクダイ452-602