防水融着テープを用意して給排水ホースの小さな傷からの水漏れに備える
ホースに空いた小さな傷からの水漏れの応急処置に融着テープを準備しましょう
シンク下に大きめの鍋やお皿を収納しようとしたら、誤って蛇腹ホースに傷をつけてしまい水漏れがするようになってしまった。
とりあえず日曜大工でよく使うビニールテープがあったので、巻き付けようとしたがテープが貼り付けできず水漏れが止まらない。
こんな時のために、用意しておきたいテープが、耐水性をもった自己融着テープになります。価格も、標準的な製品で1,000円程度で購入できますので給排水ホースの破損による水漏れに備え用意しておきたい部品です。
自己融着テープって何?
車や自転車のチューブレスタイヤなどに使われているブチルゴムという耐水性が高く絶縁性のある特殊なゴムを原料としたテープです。最近ではブチルゴムに代わってシリコンを原料とする耐熱性をもつ製品もあります。
テープと言っても粘着剤を使っていないので、テープ自体が対象物に張り付くタイプではなく、補修したい箇所に重ねて巻き付けることでテープ同士がくっつく力で破損個所をカバーする機能を持った製品です。
ビニールテープのように粘着剤を使っていないので、長期間貼り付けた後で剥がしてもネッチョリとべたつくことがなくきれいに剥がれます。
自己融着テープ巻き付けの基本
融着テープを補修箇所に巻き付ける際にテープを伸ばしながら(強く引っ張りながら)重ねて巻き付ける方法が基本の巻き付け手順となります。
この方法で巻き付けることで、テープ同士が融着するとともに、テープが収縮し補修箇所を圧迫して止水することができます。
蛇腹ホースの補修
シンク下や洗濯機排水用の蛇腹ホースへ巻き付ける場合は、テープの両端を強くひき、補修したい箇所を覆うようにしてテープ同士を半分程度重ねながら巻き付けていきます。
実際の製品
実際の製品としては、下記が有名です。
「3M スコッチ すき間ふさぎ防水テープ 」
「防水 テープ 自己融着 シールリーク パイ「プ 温度 -60℃~260℃ シリコンゴム テープ」
「ニトムズ ホーステープ 」
「タイタンテープ」 アメリカ製
ホースの小さな傷口の修復や破損による水漏れの仮修復など、家庭内の水回りのトラブル修繕に便利ですので、突然の水漏れトラブルに備えて、準備しておくと安心です。