古い蛇口の交換で便利に
古い蛇口が使いにくいので交換してもらって便利に
約1カ月ほど前ですが、我が家の古い蛇口を交換してもらいました。
キッチンの蛇口は毎日使っていることもあり、これまでにも水漏れをすることがあったのです。
しかし、そのときは、パッキンの交換だけで対応できました。
ところが、経年劣化もあってこれ以上はどうにもならず、交換しなければいけませんでした。
その際にかかった費用や時間、業者の対応など詳細をご紹介します。
長年愛用した水道蛇口が経年劣化で使用不可能に
我が家のキッチンの蛇口は古く、2ハンドル混合栓と呼ばれているタイプのものでした。
お湯用と水用の2つのハンドルがついているものです。
長い歴史を刻んでいた蛇口でしたが、ここ数年はハンドルをひねるときも固く、扱いにくくなっていました。
そして、とうとう1カ月前には本体がグラグラするようになり、水漏れが止まらなくなってしまいました。
最初は、いつものようにパッキン交換をしてみました。これまでの経験から、水漏れのほとんどはそれが原因だとわかっていたからです。
ところが、この第一の対策は、完全に失敗に終わっています。
次に、第二の対策として、蛇口についている六角形のネジをきつくしめてみましたが、こちらも水漏れの量には全く変化がありませんでした。
そこで、水道代がかかったら大変だと不安になり、すぐに連絡をして翌日には業者に来てもらったのです。
しかし、一通り蛇口のチェックをした業者に、「経年劣化なので、直しても同じことを繰り返す可能性が高いですよ。
新しい蛇口をつけたほうが逆にお得です」と、あっさり言われてしまいました。
長年愛用してきたものだったのでなんとか使い続けたかったのですが、ここで完全に交換することが決まったのです。
2ハンドルタイプからシングルレバータイプへ交換
それまではずっと2ハンドル混合栓タイプの蛇口を使っていましたが、業者と相談し、シングルレバー混合栓タイプに交換することになりました。
費用は、蛇口そのものが1万2000円、工事費で1万6200円の合計2万8200円ほどです。新しい蛇口の機能として、シャワーがついていること、エコになることの2つも決め手でした。
水とお湯を使い分けることで、ガス代を節約できるということだったので、とても便利になりそうだと考えたのです。工事の時間は、大体1時間弱ほどで、あっという間でした。古い蛇口も持ち帰ってくれましたし、追加料金が発生することもなく、想像していたより安い価格でできたので安心したのを覚えています。
新しい蛇口はレバーも軽く、使いやすいです。「蛇口は10年前後で交換時期なので、それを目安に交換してください」とのことでした。経年劣化だったので、できることは早めに交換することくらいだったようです。ですが、交換目安の時期がわかったので、ひとつ勉強になりました。
【参考】水栓の耐用年数
水栓の耐用年数は、10年程度と言われていますが、個々の製品ごとの明確な基準はありません。
ただし、(株)LIXILや(株)カクダイ、(株)KVK、SANEI(株)、TOTO(株)など主要なメーカや販売業者が参加する一般社団法人 日本バルブ工業会が2016年1月に発行した水栓の維持管理についての資料の中では、製品の耐用年数は10年としているとの記述があります。
出典 一般社団法人日本バルブ工業会 (https://j-valve.or.jp/)